☆サカナクションの山口一郎のドキュメンタリーを観た☆
みなさまのNHKで10月に放送されていたサカナクション山口一郎のドキュメンタリー番組『山口一郎“うつ”からの再出発～サカナクション「怪獣」との格闘～』が再放送されていたので、録画して観ました。
10月に放送されていたこの番組ですが、この時は見逃してしまっていて、今回再放送で観ました。
最近僕がハマっているアニメ『チ。ー地球の運動について－』のあとに放送していたのもあって、ソッコー録画しました。
ちなみに『チ。ー地球の運動について－』のオープニング主題歌『怪獣』がサカナクションだったりします。
このオープニングが最高にかっこよくてブチ上りますyo！！
番組の内容は2年半前からうつ病を患って、現在も格闘している山口一郎のうつ病との闘いの記録でした。
うつ病を患ったとは聞いていましたが、想像以上に重く、寛解したかに思えても揺り戻しがあるその姿に衝撃を受けました。
デビュー前のMCもなく淡々と演奏する感じだった山口一郎。
デビューするに当たって、フロントマンとして表に出て積極的にコミュニケーションを取るようになり、そのキャラ変にはだいぶ心理的な負担があったのかなと思いました。
もちろん必要なことではあったのだと思いますし、サカナクションの成功の影に彼のそんな努力があったのだと思います。
ただ、そんな山口一郎の真面目でストイックで完璧主義で、責任感が強い性格がうつ病の引き金になったのかもと思いました。
きっと、常にこう在らねばならない、こうあるべきっていう考え方でひとつひとつ階段を昇ってきたのでしょうね。
そんな彼の姿勢が成功を呼び込んだのかもしれませんが、知らず知らずに自らの精神を少しずつ蝕んでいっていたのだとしたら、こんな皮肉はありません。
サカナクションは好きなバンドで、ボーカル＆ギターの山口一郎が中心ですが、彼も知らず知らずの間に精神的に追い詰められていたのだなと感じました。
うつ病のこと以外でもサカナクションの創作の裏話なんかも知ることができて興味深い内容でした。
予定では『チ。ー地球の運動について－』の主題歌『怪獣』は、放送と同時期にリリースされるはずでしたが、山口一郎のうつ病の再発で後半部分の歌詞が完成せず延期となりました。
今もまだうつ病と闘い続けている山口一郎。
無理せずに好きな音楽を続けられるように、病気と向き合って欲しいと思いました。
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