☆前回のあらすじ!!小樽での恐怖の一夜☆
あれっす。
なんか青春18切符でぶらりと旅をしてみたくなってよ?
大学1年生の時に、寝袋片手に北海道に一人旅に出たのさ。
目指すは礼文島。
しかし、うっかり立ち寄った小樽で暴走族の襲撃?を受けるヒロ氏。
無事に生きて帰れるのか?
いや、この話書いたのって、もう4年以上前なんすね~。
小樽駅で暴走族に囲まれて死んだふりしてやり過ごした話なー。
ハプニングバーもビックリな強烈ハプニングでした。
眠れぬ夜を過ごしたヒロ青年は小樽から富良野に向かうことにしました。
いや、なんか『北の国から』とかで有名だし、ラベンダーだし。
次に向かった美瑛がめっちゃ良かったですね~。
「この木、何の木、気になる木~♪」のCMで有名な気があるところとかで、めっちゃ景色が奇麗でしたよ。
レンタル自転車で観光しましたが、ムツゴロウ王国とかも近くにあって、景色も奇麗で、芋もうまくて最高でした。
今みたいにスマホがなかったので、「写ルンです」っていう使い捨てカメラで写真を撮りました。
今だったら、絶対Xとかに写真バンバンアップしてるわ(笑)
それから夕方になり、目的の礼文島に向かうために、最北端の地・稚内へと向かうことにしました。
電車でGOでしたが、終電までに稚内に着けるように特急かなんかに乗った気がします。
そんでね。
どんどんお客さんが降りて行ってその車両には僕1人しかいなくなりました。
いや、もうホラー展開ですよ。
しかも、車窓から見える景色は山の中で漆黒の闇の中。
えっ、これ着いたら地獄とかなんじゃ・・・。
車掌室覗いたら誰もいないとかさ・・・。
ゲゲゲの鬼太郎の地獄行き列車のエピソードを思い出してガタガタ震えていました。
記憶が曖昧ですが、隣の車両にも誰もいなかったような・・・。
☆村上春樹『羊をめぐる冒険』の舞台・美深町を期せずして訪れる☆
記憶が曖昧で、帰りの電車だったのかもですが、電車が乗り合わせかなんかで停車し、1時間とかまあまあ長い時間待たされることになりました。
そこそこ遅い時間だったこともあり、街は暗く何人か駅のホームで所在なさげにぶらぶらしている人たちがいました。
あとでなんやかんや調べてみたらこの駅がおそらく美深駅。
なんと、村上春樹『羊をめぐる冒険』の舞台となった土地でありました!!
うわぁ!!
そうと知っていたら観光したのに!!とか思いましたが、よく考えたらまだこのころは『羊をめぐる冒険』は読んでなかったかも(;^ω^)
それから電車は闇の中を走り続けて、稚内にたどり着きました。
そこは、まさに地の果て。
寝袋を抱えたヒロ青年は、今夜寝る場所を・・・。
暴走族が出ないところを探さなければなりませんでした。
しかし、小樽と違って稚内は田舎で、現代の百鬼夜行こと暴走族は出なさそうではありました。
駅では同じく一人旅っぽい若者何人かいて、ギターを弾いてみんなで歌ったりしてました。
ザ・青春!!
死ぬほど交ざりたかったですよ。
そりゃあ、もう。
肩を組んで一緒に歌いたかったですが、そのころ死ぬほどコミ障でどうしても話しかけることができませんでした。
そして、寝袋を持った孤独な青年・ヒロ氏は夜の公園へと消えていくのでした・・・。
(つづく?)
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