ヒロの本棚

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【サッカー】日本代表×マリ代表!!アフリカの強豪と対戦!!

パラグアイ戦の大勝で勢いに乗る日本は、アフリカの強豪マリと激突!!☆

 

OA不在、久保、鈴木唯人、松木などの主力選手を招集できなかったサッカーU23日本代表。

苦戦が予想されていましたが、蓋を開けてみると南米予選を1位で通過したパラグアイに5-0で勝利し、今のメンバーでもやれることを世界に示してくれました。

そしてグループステージ第2戦は、アフリカの強豪マリとの対戦。

3月の親善試合では1-3と負けている相手で、勢いに乗る日本といえど、油断のならない相手であることは間違いありませんでした。

マリ戦のスタメンはこちら。

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      細谷

      

斎藤          山田               

   

   荒木    山本

 

      藤田

 

大畑  高井  西尾  関根

 

     小久保

 

前節からスタメンが3人入れ替わり、西尾、荒木、山田がスタメンに入りました。

右ウイングの平河は、怪我でグループステージは出場が難しいみたいです。

絶好調だった三戸を外したのは意外でしたが、中2日だしコンディションの問題もあったのかもしれませんね。



 

 

☆日本代表×マリ代表マッチレビュー☆

 

前半の序盤は日本がハイプレスからボール奪取し、マリ陣内に攻め入り、日本ペース。

マリはパラグアイ相手に圧勝した日本を警戒して、序盤は受けに回っている感じでした。

荒木を中心に素早くパスを回して試合を支配していた日本ですが、決定機を迎えることはできませんでした。

斎藤のいいドリブル突破もありましたが、マリのディフェンス陣に跳ね返されます。

 

すると徐々に日本のミスパスが目立つようになり、マリのカウンターを食らうようになります。

さすがのカウンターの鋭さ。

小久保がナイスセーブで防ぎましたが、危ないシーンもありました。

個人的に西尾のディフェンスは危なっかしい感じがします。

裏も取られていたし、イエローもらったってこともあるけどラフな印象があります。

 

日本は前半細谷のところでボールが収まらないのも苦しかったですね。

しかし、マリのDFは屈強で彼の責任にしてしまうのは酷な気もしました。

荒木とのコンビネーションはちょっと可能性を感じさせる場面もありました。

 

これはもう引き分けで御の字なゲームかも・・・。

と思い始めたところで前半終了。

日本は枠内シュートは0でしたが、ボールの支配率ではマリを上回っていました。

 

お互い交代なしで挑んだ後半。

初戦を引き分けていて後がないマリは、ギアを上げて攻撃に転じます。

特に右サイドにポジションチェンジしたT・ディアラが日本の脅威になります。

裏を取られてあわやPKの場面もありましたが、推しのCB高井がクリーンなディフェンスでノーファウルでT・ディアラを止めました。

 

この試合の高井はめっちゃ良かった!!

クレバーなディフェンスと、ビルドアップ。

調子が出て来たなという感じでした。

 

日本は中盤でのボールロストも増えて、シビアなカウンターを食らうようになります。

マリの中盤は屈強でボール回収しまくり。

日本も三戸、藤尾を投入しますが流れは変わらずマリペースに。

後半27分にはドゥンビアのヘディングシュートがポストを叩くあわやなシーンもありました。

 

ちょっとボールを動かすスピードが遅くなっていましたし、サイドチェンジなどペースチェンジがなく単調になっていたように思います。

前がかりになったマリ相手に日本のロングカウンターが発動したのは後半37分。

細谷が右サイドを豪快なドリブルで突破し、中央にグラウンダーのクロス。

三戸には合いませんでしたが、佐藤がシュートし、こぼれ球を泥臭く山本がスライディングで押し込み・・・。

GGOOOAAAAAALLLLLLLLL!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

日本1-0マリ

 

いやー、やってくれました!!

劣勢の中の起死回生のゴール!!

耐えて耐えてからのカウンター一閃!!

細谷のドリブル突破が良かったです。

あとは、後半のあの時間にあれだけの人数がエリア内にカウンターで走りこんでいることが得点に繋がりましたね!!

 

マリはさらなる猛攻を仕掛けます。

日本はあまり時間稼ぎなどせずにチャンスあらば相手陣内に攻め入ります。

ん?ちょっとライン高くないっすか・・・。

もうちょい時間稼ぎとかしてもいいんじゃ・・・。

とか、思っていたらアンラッキーなハンドで後半アディショナルタイムにPKを取られちゃいました。

 

あっちゃ~~~~~。

まあ、引き分けでもいっか。

とも、思いましたが小久保さんのこの日のデキとオーラが半端なくてワンチャンPKストップあるんじゃねぇ?

って、日本国民の9割は考えたと思います。

どちらにしろ、劇的な痺れる展開。

代表だとW杯、オリンピックがらみでしかない緊張感が堪りません。

 

キッカーはFWのドゥンビア。

シュートモーションの途中で右に飛んだ小久保の姿が見えたのか、それともただのプレッシャー負けか・・・。

シュートは枠を外れました。

雄たけびを上げてガッツポーズする小久保 玲央ブライアン!!

まさに国防(こくぼ)!!

だいぶ覇王色の覇気がダダ洩れしていました。

 

試合は日本1-0マリのまま終わり、日本は決勝トーナメント進出が決定!!

いやあ、素晴らしい!!

逆にマリは崖っぷちに立たされました。

日本は、1位通過濃厚で次戦はターンオーバーで主力を休ませられるので、この日の勝利は本当に大きいです。

オリンピックサッカーは日程が本当にタイトなので、第3戦で選手を休ませられるのは大きなメリットです。

しかし、まさかパラグアイとマリ相手に連勝するとは。

望外の結果です。

素晴らしい!!


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次戦はイスラエル戦ですが、2連勝の日本は決勝トーナメントを見据えた戦いをすることができます。

日本がこのまま1位抜けした場合、決勝トーナメントで当たるのはグループCの2位のチーム。

グループCはスペインが頭一つ抜けていて、おそらくは2位で抜けてくるのはエジプトだと思われます。

その次の試合に出てくるのは順当にいけばアルゼンチンですが、初戦でモロッコに敗れる波乱もあり、最終節でドラマがありそうです。

 

今回のオリンピック男子サッカーはブラジル、ドイツの予選敗退などあり、いまいちビッグネームなチームがいない印象ですが、それでも開催国フランス、カタールW杯優勝のアルゼンチン、EURO優勝のスペインは優勝候補の筆頭でしょう。

メダルをGETするためには日本もこれらのチームを超えていかなければなりません。

準決勝でアルゼンチンを撃破して、決勝でスペイン相手に東京五輪で負けた借りを返して金メダルGETなら漫画顔負けの劇的な展開ですが果たして(;^ω^)

チームの状態は上向きなので、メダル獲得の可能性はあると思います。

がんばれニッポン!!

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