☆『イシナガキクエを探しています』とは?☆
『イシナガキクエを探しています』は、テレ東のモキュメンタリー番組。
5/18に第3回が放送されて終了となっていました。
最初は公開捜査番組のような形で、イシナガキクエさんを探し続けている米原実次さんから話を聞いて全国の視聴者から情報を集める形でスタート。
米原さんは亡くなってしまいますが、遺志を引き継ぐ形で捜索を続けていた番組に次々に有力な情報が寄せられます。
「このことを本気で受け継ぐ気があるんだな?」
心霊系ユーチューバーが侵入した廃屋でのイシナガキクエを思わせるような番号入り(35番まで、番号なしのも数枚)の写真。
中学生が池の近くで拾った、水中に沈むイシナガキクエの写真のようなものが写り込んだビデオテープ。
しかし、最後に匿名で届いた37年前の公開捜査番組に米原さんが出演していたことがわかり、イシナガキクエがすでに死んでいたことがわかります。
「イシナガキクエがもうこの世に存在しないことを証明するため、イシナガキクエを探し続けていた」
「35体も処理したのに」
イシナガキクエの死亡が確認されたことで、公開捜査番組は終了しますが、米原さんが出演していた番組で、彼が紙に書いてカメラに写した住所を番組のスタッフが調べることに。
その住所の住人は米原さんのことを知りませんでしたが、亡くなった母親が占いや霊能者のことをしていたとのことで、留守番電話のテープを番組側に提供してくれることになりました。
そして、そこには米原さんの声が・・・。
「1体見つけました。代理人の方はこちらの方で準備しますので、今回も処置をおねがいします」
そして。
そして。
そしてぇぇぇぇ!!
これで終わり。
でした。
だいぶ明かされていない謎がてんこ盛りでしたが、モヤモヤする感じで面白かった。
でも、まだ終わってなかったのです。
友人より「おい、ブラザーまだ終わってないぞ!!」とDMが届いたのは今日の朝。
良く晴れた5月の朝、僕はふたたび震えることになります。
☆『イシナガキクエを探しています』第4話の感想(ネタバレあり)☆
いやー、よもやよもや。
第4話があるとは!!
しかしTV放送はなく、TVerの配信のみだったみたいです。
5/31までの期間限定配信ですので、見たい方はお早めに!!
第4話は前半部分は今までのダイジェストで、後半から新たに稲垣さんから送られてきたビデオテープ、廃屋の現地取材という内容でした。
ビデオテープには、霊能者の稲垣乙さんと、数名の男性、米原さんが写っていました。
そして、女性の遺体(?)を布でグルグル巻きにして何か紋様のようなものを書き、番号がついた写真のようなものを置いて埋葬、もしくは池に沈めるというものでした。
これが「処置」で、布でグルグル巻きにされているのが「代理人」なのでしょうか?
なんか新興宗教のヤバい儀式や、村とかの生贄の儀式ちっくに見えなくもないですね。
一つ言えることは、禍々しく、おぞましい何かを感じるということでした。
しかし、なぜこの怪しげな行為をビデオテープに記録しなければならなかったのでしょうか?
それはもしかしたら「処置」の方法を記録しておくためだったのではないでしょうか?
番号が振られていない写真はまだ数枚あったということは、まだ「処置」はすべて終わっていない。
そのため、誰かに継承しなければならない。
「このことを本気で受け継ぐ気があるんだな?」
米原さんが番組取材を受けた目的は、情報を拡散して、「処置」を誰かに継承させることだったのかもしれません。
大枠の話はそうだったとしても、いくつかの謎が残ります。
①廃屋はなんのために使われていた施設だったのか?
②「処置」はなんのためにされていて、「代理人」とはどんな存在だったのか?
③そもそもイシナガキクエとは何者なのか?米原さんとの関係は?
ちょっとへっぽこ考察してみようと思います。
☆『イシナガキクエを探しています』第4話の考察(ネタバレあり)☆
①廃屋はなんのために使われていた施設だったのか?
現地取材でフツーに廃屋にずかずか入っていっていましたが、実はこの廃屋は米原さん名義のものだったようです。
距離的には、米原さんが住んでいた家から3kmしか離れていない。
親戚か誰かの家を引き取ったのかもしれませんが、写真といい怪しさ満載です。
そして4話の現地取材で、廃屋の裏手にある小屋を発見。
窓にお札がベタベタ貼られていて、ヤバそうな小屋です。
そしてその中にあったものは地面に落ちて割れた骨壺のようなものと、その中に入っていた1枚の写真。
その写真の中には若き日の米原さん?と、若い女性が写っていました。
3面鏡を使って撮っているどこか奇妙な写真。
ぞわぞわします。
現地取材のスタッフが写真を探しますが、見つからず。
心霊系ユーチューバーの映像では縛られて目隠しをされて口から煙を吐いている女性の写真が写っていました。
番号が振られていない写真は鮮明で、もしかしたらこの廃屋で監禁が・・・のなど考えてしまうような写真でした。
この廃屋と小屋で、なにかしらの儀式や、「処置」のための準備など禍々しいことが行われていたのは間違いないようです。
②「処置」はなんのためにされていて、「代理人」とはどんな存在だったのか?
「処置」をするには霊能者の稲垣乙さんの力が必要だったということから、何らかの霊的な儀式だったことが伺えます。
イシナガキクエを探し出した米原さんが稲垣乙さんに連絡を取り「処置」をする。
「処置」とは遺体にイシナガキクエを封印する儀式のようなものだったのでしょうか?
事前に撮っておいた「代理人」の写真は処置前は鮮明だが、処置後は不鮮明に変化する。
「処置」で封印されたイシナガキクエの呪いがそうさせるのでしょうか?
そして「代理人」の存在は、イシナガキクエの呪いを封じ込めるというか、むしろ呪いを発動して食いつくさせてそのままもろとも封印するみたいなイメージですが、その依り代のような存在だったのではないかと考えます。
何らかの方法でイシナガキクエの呪詛を肩代わりさせて、もろとも封じ込めるための若い女性の遺体が「代理人」の正体なのではないでしょうか?
遺体じゃなかったら米原さんが大量殺人鬼になってしまいますが、ここは何らかの方法で手に入れた若い女性の遺体と考えたいと思います。
番号が振られていない写真の拘束されていた女性は気になりますが・・・。
③そもそもイシナガキクエとは何者なのか?米原さんとの関係は?
イシナガキクエは伝播系の呪いのような存在なのではないかと考えます。
貞子みたいな。
しかし、なぜ米原さんは55年間もイシナガキクエを探し、処置し続けていたのでしょうか?
そこにはどういった因縁があったのでしょうか?
米原さんの自宅の仏壇。
遺影がたくさんあってイエイ!!って感じでした。
若い男女の写真もあったりして、ちょっと違和感が・・・。
多すぎない?
身寄りがないと言っていましたが、それってみんな死んじゃったってこと?
事故?病気?それとも、もしかしたら・・・。
米原さんがイシナガキクエを「処置」し続けたのは身内を呪い殺された恨み?
もしかしたらイシナガキクエを生み出してしまったのが米原さんで、責任を取る形で「処置」し続けていたのかも?
小屋にあった骨壺のようなものの中にある写真。
もしかしたら米原さんの妻で、イシナガキクエに呪い殺された?
もしくは、何かしらの儀式の末にイシナガキクエになってしまった?
そして、最後に米原さんの死について。
焼身自殺と報道されていましたが、あれもイシナガキクエの呪いの仕業だとしたら?
稲垣乙さんへの手紙で、何らかの事情で「処置」できない稲垣乙さんの代わりに、別の霊能力者に頼む相談をしているような内容でした。
別の霊能力者では「処置」がうまくできず、イシナガキクエの呪いが米原さんを死に追いやったということでしょうか?
妄想が止まりません。
およそ5月のある晴れた日曜日に考えることではないのですがねぇ・・・。
第4話を見て謎が少し明らかになった部分もありましたが、まだまだわからない点が多いですね。
まぁ、でも余白を残してくれてモヤモヤできるのも楽しいかもと僕は思いますが(笑)
他の方の考察も気になるので、読んでみたいです!!
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