☆『近畿地方のある場所について』☆
4月上旬のある日。
友人から連絡がありました。
「『近畿地方のある場所について』読んだことある?かなり怖いよ」って。
なんぞそれ!!なんぞそれ!!なんぞそれ!!
ってな感じで、GANTZ大阪編のぬらりひょんみたいにぬらりひょんの孫a.k.a.ヒロ氏は『近畿地方のある場所について』を、Check this out!!
なになに?
ふむふむ。
カクヨムで書かれた怖い話なんやな・・・。
作者が背筋って、背筋が凍りそうやで・・・。
うわ、めっちゃあるやん!!めっちゃあるやん!!
1時間後・・・。
めっちゃこわっ!!
なんぞこれ!!なんぞこれ!!なんぞこれ!!
って、なりました。
いやー、一気読みしてまいましたわ。
☆ルポタージュ風の手法が臨場感あって、リアルっす!!☆
カクヨムで全34話で書かれた壮大な怪奇話。
近畿地方のとある場所にまつわる怪奇話の取材をオカルト雑誌の編集者・小沢に依頼された作者。
小沢は、過去の雑誌の資料の中から、近畿地方のある場所についてのいくつかの奇妙な話を見つけ出す。
山から手招きするましろさま、赤い女、謎の少年・・・。
バラバラに起こっていた怪異はやがて点と線が繋がるように一つに結ばれていく。
そして、編集者・小沢が失踪してしまう・・・。
ってなあらすじですよ!!
過去の記事を並べたり。
作者の取材と小沢とのやり取りがあったりで。
なんか、ルポタージュっぽい現代の怪談って感じでとても良かったです。
「えっ、これマジなんちゃうん!!マジなんちゃうん!!柿あるよ~」ってのが、スリリングで良かったっすね。
柿は作中の重要アイテムです。
これは、息子たちにも読ませねばならぬ。
この話、実は8月に書籍化が決まったみたいで・・・。
ちょっとガッカリしましたが、斬新な手法でおすすめです。
なんか、書籍化の話を聞いたときは5歳の頃に「サンタクロースなんていないんだぜ!!」って歳上のガキ大将に言われて、「お父さん!!サンタクロースっていないの?」って言ったら、親父があっさり「うん、いないよ」って、クリスマスのプレゼントを見せてきた時のようなショックを受けました。
そこは、サンタクロースは絶対にいるって言って欲しかったな!!
ちなみに僕は、小5の次男氏に対して「サンタクロースは絶対にいるんだ!!」って言い張っている夢見がちな45歳です。
最近は、「サンタ協会っていうのが・・・、フィンランドにあって・・・、NPO法人で・・・、世界中の会員の登録料で運営されていて・・・、登録されているサンタクロースは複数いて・・・」とか、もう夢があるんだかないんだかよくわからない感じで、意地でもサンタの存在を肯定しています。
そんなわけで、『近畿地方のある場所について』を読んで、あなたも背筋を凍らせてください!!
読んで下さってありがとうございます。