1、作品の概要
『機動戦士ガンダム』は1979年~1980年に放送されたアニメ。
総監督が富野喜幸、キャラクターデザインを安彦良和、メカデザインを大河原邦男が担当した。
制作は日本サンライズ。
映画版も『機動戦士ガンダム』『機動戦士ガンダムⅡ 哀・戦士編』『機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙編』の三作が公開された。
初回放送時は視聴率も低かったが、劇場版公開、ガンプラブームと相まって、再放送は高い人気を博した。
*2023年3月現在アマゾンプライムビデオで配信中
2、あらすじ
人類が地球からスペースコロニーに移住した宇宙世紀0079年。
スペースコロニーのサイド3は、突如ジオン公国を名乗り地球連邦軍に宣戦布告。
後に人類の半数を死に至らしめる1年戦争の始まりであった。
ジオンの「赤い彗星」の異名を持つシャア少佐はサイド7へと偵察に赴くが、そこには連邦軍の最新モビルスーツ「ガンダム」の姿があった。
偵察のザクと交戦になりなり混乱に陥るサイド7だったが、偶然居合わせた少年アムロ・レイがガンダムに乗り込み、運命の歯車が回り始める。
3、この作品に対する思い入れ、観たキッカケ
『機動戦士ガンダム』が放送された時、僕はまだ2~3歳ぐらいでしたが、再放送か、再々放送を観ていた記憶があります。
そして、5歳の誕生日のプレゼントは憧れのガンダムのプラモデル・・・。
今でもあの時の嬉しさは忘れられませんね!!
当時はまだファミコンもない時代で娯楽やおもちゃも少なく、子供たちの憧れの玩具のひとつがガンダムのプラモデルでした。
当時はそこまで深いストーリーがあることに気づきませんでしたが、映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』を観て、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』を観てから、初代ガンダムをじっくり観てみたくなったなったのですが、『機動戦士ガンダム』は戦争や政治などを深く描写していた作品で大人が観ても楽しめるよくできた物語で驚きました。
4、感想
子供の頃観て以来のガンダムだったので、「えっ、こんなによくできた話だったのか・・・」と驚きました。
ただの勧善懲悪ではなくて、現実の国家間でも有り得そうなイデオロギーの対立とそれによる戦争と悲劇が冷徹に描かれていました。
子供の頃は単純にガンダムが正義とか思っていたましたが、そうとばかりも言えず・・・。
モビルスーツはあくまで「戦争の兵器」として描かれていることに衝撃を受けました。
こ、これを1980年当時に・・・。
勧善懲悪アニメが主流だった時代にぶっこんだのか・・・。
いや、攻めすぎやろっ!!
それぞれの登場人物の心理面の描写も奥深くて、シャアがなぜ仮面をつけて戦っているかなんて、本編を見たたけではなかなか理解できないっすよねぇ。
奥が深すぎます。
バンバン人が死んでいくのも、スレッガー中尉の「悲しいけどこれ戦争なのよね」のセリフの重みが増すように感じます。
アムロは途中までただの優秀なパイロットでしたが、ララァとの邂逅を経て、常軌を逸した能力を示すようになります。
後半のニュータイプの精神感応の描写がめっちゃ好きです。
こんなんを40年前に子供向けアニメとして放映したとか、作った奴らがニュータイプやんか(笑)
エヴァ以上の衝撃ですね。
綿密に描かれた世界観。
深く掘り下げられたキャラクター達の過去と、過酷な運命。
魅力的かつ個性的なモビルスーツ。
『機動戦士ガンダム』は僕が思っていた以上の、革命的な傑作アニメでした!!
5、終わりに
いやー、45歳になってまさかガンダムのことをブログに書いているとは5歳当時のヒロ少年は夢にも思いませんでしたが、人生とは面白いものですね~。
勢いに乗って、このまま続編のZガンダムも観てみようと思います(^O^)
↓ブログランキング参加中!!良かったらクリックよろしくお願いします!!