1、作品の概要
『ジョゼと虎と魚たち』は2020年12月に公開された日本のアニメ映画。
上映時間は98分。
主人公の恒夫の声優を中川大志、ジョゼを清原果耶がつとめた。
主題歌はEve『蒼のワルツ』
原作は田辺聖子の短編小説『ジョゼと虎と魚たち』で、実写版の映画が妻夫木聡主演で2003年に公開されている。
2、あらすじ
大学生の恒夫は車椅子の少女・ジョゼを助けたことがキッカケで、ジョゼの祖母からジョゼの相手をするアルバイトを依頼される。
大学で海洋学を研究していて、留学する夢を持つ恒夫はダイビングショップでもアルバイトをしていたが、留学資金を貯めるためにジョゼの家でもアルバイトを始める。
高飛車な態度を取って、夜間しか出歩かないジョゼだったが、次第に2人の関係は変化していき、ジョゼの行動範囲も徐々に広がっていく。
しかし、そんな矢先にジョゼの祖母が亡くなってしまう・・・。
3、この作品に対する思い入れ、観たキッカケ
実は原作小説は未読なのですが、妻夫木聡と池脇千鶴の実写映画版がめっちゃ好きだったので、前から気になっていました。
ただ、アニメの絵柄がちょっとアニメアニメしすぎていて、たぶん実写とは別モノだろうなと思っていました。
だいぶ爽やかなラブストーリーになっていましたが、これはこれで良かったです。
↓主題歌Eve『蒼のワルツ』
4、感想
たぶん実写映画版のどこか猥雑でありながら最後は物悲しいみたいなテイストとは別物なんだろうなと観ましたが、やっぱりだいぶ想像以上に別物でした(笑)
岩井俊二『打ち上げ花火下から見るか?横から見るか?』のアニメ版と何となく同じ雰囲気でしたね。
別の話として割り切って観ると、これはこれで爽やかで楽しめました!!
もう設定から丸ごと変えてきていたので、逆に清々しいほどでした。
ちょっと最後は「そんなことあるか~?」ってな展開でしたが、よくまとまっていたし、感動的な結末でした。
ジョゼの紙芝居のストーリーがいい感じでしたし、海や水族館のシーンが綺麗だったのでアニメ版はアニメ版の見どころがあって良かったと思います♪
5、終わりに
『ジョゼと虎と魚たち』実写映画版もまた観たくなってきましたね~。
めちゃくちゃ好きな作品ですし、主題歌のくるり『ハイウェイ』がめちゃくか沁みるんですよね~。
映画の音楽自体くるりが手がけていて、監督も犬童一心ですしいい映画ッス。
↓ブログランキング参加中!!良かったらクリックよろしくお願いします♪