☆今週のお題「人生変わった瞬間」って何かあったっけ?☆
俺の人生が変わった瞬間。
それは、15時に古ぼけたエレキギターを手にしたその瞬間。
刹那、まるで体中に稲妻が駆け巡るみたいなインスピレーションを得て。
それから今日までずっとギターと音楽だけが俺の人生だった。
今じゃ東京ドームで5万人の観客を前にして、ロックンロールを演り続けている・・・。
俺の名前かい?
俺の名はHIROだぜ・・・。
みたいな、カッコイイ人生だったら良かったのにね(๑≧౪≦)
浜田省吾かっ!!
いや、そんな物語めいたことは一切ございませんが、平凡な人生にもひとつやふたつは分岐点なるものがあるはずです。
今宵もまぁ、ひねり出してみましょう。
凡庸な人生において「人生が変わった瞬間」ってやつをね・・・。
なくなりかけのマヨネーズをひねり出すような気分ですが、絞り出してみると案外出てくるものです。
マヨネーズも、ブログのネタも、ね。
☆読書が好きになった瞬間☆
読書が好きになったキッカケは小学1年生の夏休み。
『十五少年漂流記』を読んでからでした。
冒険小説などで世界的に有名なジュール・ヴェルヌの名作ですね。
子供用の本だったので、だいぶ短くて読みやすくなってるバージョンでしたが、はじめてちゃんと本を読んで、ページをめくる手が止まらなくなるような経験は僕の人生のターニングポイントであったのだと思います。
ちなみに実家にまだその本があり、息子たちに読ませようと思ったのですが、息子たちがクソ野郎だったので全然読みませんでした。
クソがっ!!
「読めやこの野郎!!本読めやガキがっ!!ポンコツがっ!!」って僕が優しく促したのですがなぜか読みませんでした。
育児って難しいですね~。
息子たちに読書週間を身につけさせたいと思って、あの手この手を試みているのですがうまくいかないっすねぇ。
長男はちょっと本を読みますが・・・。
読書に関してのセカンド・インパクトは、ロンギヌスの槍を手にした初号機が・・・。
じゃなくて予備校時代に読んだ村上春樹『ノルウェイの森』の読書体験だったと思います。
ちょっと小説や純文学ってアートだなって思って、サブカル人間まっしぐら、猫まっしぐらみたいな。
青春こじらせ男子のスタートでした。
やっぱ暗めの文学最高だぜ!!
イエア!!みたいな。
☆音楽が好きになったキッカケは尾崎豊だったような気がするんだぜ!!自由になれた気がした45の夜に盗んだタイツで走り出す☆
15歳の時に尾崎豊の音楽に出会って、音楽がこんなに自分の心を動かして人生を豊かに変えてくれるってことを知ったように思います。
そう考えれば、尾崎豊の音楽に出会ったのは僕にとって大きなターニングポイントだったと思います。
盗んだバイクで走り出すこともなく、夜の校舎窓ガラスを壊して回ることもなく、品行方正な少年Hでしたが、ロックとか好きになったキッカケをくれたのは尾崎豊でした。
音楽のセカンドインパクトは、UKロックとの出会いでしょうか?
OASIS『MORNIG GLORY』は新たな扉を開いてくれたような気がします。
あるいは、RADIOHEAD『OK COMPUTER』とか。
サードインパクトは、クラブミュージック、ダンスミュージックとの出会い。
CALM『MOONAGE ELECTRONIC ENSEMBLE』がキッカケでした。
あの出会いがなければ、CALMを聴いていなければもしかしたらクラブに行くこともなかったかもしれなくて、そうすれば妻に出会うこともなくて、子供たちと出会うこともなかったわけで、これはなかなかに大きなターニングポイントのような気がしてきました。
今さらですが。
☆一番大きな人生のターニングポイントは?☆
大学進学が決まって愛媛から横浜に移り住んだのもだいぶ大きなターニングポイントでしたね。
大学で友人と出会って、とてもたくさんの思い出を作って、影響を受けたのは自分にとって大きなことですね。
もし、あれが全て別のかたちのものだったとしたら。
間違いなく今の僕は別の形で存在していたのだと思います。
それだけ大学生時代の経験は濃かったですし、今の自分のベースを作った時代なのだと思います。
改めてあの時に出会ってくれて、今もうっすらとでも繋がってくれている友人に感謝。
行く大学によって住む土地も違っていたわけですし、そうすると出会っていた人たちや、そこで起こった出来事も丸ごと変わっていたわけですから、これは大きな分岐点ですよね!!
いや、今さらながらそのことの大きさに愕然としています。
すげーな人生!!
やるじゃん運命!!
ってなもんです。
そして、それから子供が生まれてなんやかんやあって地元の愛媛に帰ることに決めたのも、僕にとって大きな決断でした。
でも、この時はたぶんこうするように前から決まっていたっていうか、こうなる感じなんでしょね、みたいな自然な流れみたいなものを感じました。
たまに人生の分岐点で感じる必然のようなもの。
たぶん錯覚だと思うけど、なにか流れみたいなものを感じることがあります。
こうなるべくしてなったみたいな。
状況がゆるやかに閉じていってどこかにたどり着く感じ。
うーん、雑記だしふざけてみようと思ったらだんだんしんみりしてきちゃいましたね(^_^;)
まぁ、たまにはこんな感じもいいっすよね?
改めて考えると人生の中でどれだけ分岐点を経て今ここにいるんだろうと考えると、なんだか不思議な感じがします。
でも実はどこを通っても似たようなとこにたどり着いていたのかもしれないって思うとそれはそれで何か大きなものの手のひらの上で転がされている気もするし、まぁどうなんでしょうね。
たまに違ったIfに思いを馳せることもあります。
あの時、ああしていれば、ああしなかったらどうなっていたのかって。
そんな空想は意味のないことだけど。
でも、たくさんの選択を重ねた上で存在する今を感じて、改めてわりと遠くまで歩いてきたもんだなと思うわけです。
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