1、作品の概要
『プラダを着た悪魔』は、2006年に公開されたアメリカの映画。
原作小説はローレンワイスバーガー『プラダを着た悪魔』で、小説は続編『プラダを着た悪魔 リベンジ!!』も刊行されている。
監督は『セックス・アンド・ザ・シティ』のデビット・フランケルで、メリル・ストリープ、アン・ハサウェイが出演している。
ジャーナリストを目指す女性が、鬼上司にこき使われながら、恋と仕事で揺れ動く。
2、あらすじ
名門大学を卒業して、ジャーナリストを目指すアンドレア(アン・ハサウェイ)は、伝統あるファッション雑誌「ランウェイ」の編集長・ミランダ(メリル・ストリープ)の編集部へと就職し、アシスタントとして働くようになる。
何百万人の女性の憧れの職業に幸運にもたどり着いたアンドレアだったが、ファッションには何の興味もなく、職場で浮いてしまい、横暴なミランダからの無茶ぶりに参ってしまう。
ボーイフレンドのネイトに励まされて、ナイジェルのファッションの助言から服を着飾ることに目覚めたアンドレアは持ち前の機転を活かして徐々にミランダに認められるようになる。
しかし、激務と、ミランダの無茶ぶりに翻弄されるアンドレアは恋人のネイトや友人たちとの関係にも軋轢が生まれてしまう。
そんな時、第1アシスタントのエミリーが交通事故に遭ってしまい、アンドレアにパリ行きのチャンスが舞い込むが・・・。
3、この作品に対する思い入れ
以前からめっちゃ好きな映画で久々に観ました!!
ファッションや音楽の使い方がめちゃくちゃスタイリッシュでワクワクしながら観られる作品ですね♪
そして、アン・ハサウェイの可愛いこと。
目とかめっちゃ大きいし、素敵すぎます♡
オープニングシーンとかすごい音楽と映像がスタイリッシュで好きです。
4、感想(ネタバレあり)
オープニングからKT Tunstall(ケーティー・タンストール)の『Suddenly I See』がかかりながらめっちゃスタイリッシュでカッコイイシーンが流れますが、映像とファッション、音楽がすごくカッコよくてストーリー云々よりも映像を眺めているだけでも楽しめる映画だと思います。
マドンナの曲も『Jump』『Vogue』と2曲使われていますが、映画の世界観にめっちゃ合っていてカッコイイですね!!
『VOGUE』がかかっているシーンは、ファッションに目ざめて変貌したアンディが街を歩きながら、次々に服装が変化するシーンでここめっちゃ好きですね~。
柱や、車の陰で姿が隠れて次に出てくるときには服装が変わっているという素敵すぎる演出です!!
ファッションに疎い僕でも華やかなファッションの登場人物たちには目を奪われました。
僕は所詮『プラダを着た悪魔』ならぬ、『ユニクロを着た初老』ですが(^_^;)
アン・ハサウェイの変貌ぶりとそのファッションに目を奪われますが、メリル・ストリープのクールで威厳がある演技も良かったですね。
後半、ちょっとずつアンディに心を開いて弱みをみせるギャップも良かったですね。
ストーリーは、まぁよくある感じというか、恋と仕事で揺れ動くみたいな感じなのですが、映像、演出、ファッション、音楽のセンスがとにかく良すぎて最高の映画ですね!!
アンディは自分らしさを見失っていた部分もあったのかもしれませんが、ミランダの下で働いて、自分が知らなかった世界に飛び込んだ経験は得難いものだったのだと思います。
ミラー紙の面接の時のミランダの彼女らしい推薦のコメント、この上ない絶賛にはじんわりきました。
孤独で孤高の人って、実は誰かに理解されて許容されることに飢えているのだはないかと思っているのですが、ミランダもまさしくそうだったのではないかと思いました。
5、終わりに
アン・ハサウェイがとにかく魅力的で、アン・ハサウェイ無双な映画でしたが、何度も自分の脳内でアン・ルイスと間違えていました。
言い間違え多いんす。
ヨージ・ヤマモト(最近亡くなった世界的なファッション・デザイナー)と間違えて、「ヨージ・ヤマダ(寅さんで有名な映画監督)のファッション・ショーが・・・」とか言ってしまったりとか。
ランウェイを渥美清が歩くんかい!!
ポール・スミスと言われて、「知ってる!!ビートルズのヴォーカルでしょ?」「いや、それはポール・マッカートニー」とか言ってしまったりとか。
恥の多い生涯を送っています。(現在進行形)
今後は、アン・ハサウェイとアン・ルイスを間違えないことをここに固く誓います。
『プラダを着た悪魔』では他にジャミロクワイとかU2とか、アラニス・モリセットの曲も流れていました。
それが、どれも「おおっ!!」っていうとてもカッチョいい使い方で無印良品を着た中年も大興奮イン・ザ・ハウスでした!!
田舎のオッサンも、ちょっとはオシャレ頑張らなきゃ!!
とりあえず、鼻毛を切って、お腹を引っ込めるぞ♡
などとGUを着た中年は緩く誓ったのでありました・・・。
↓ちなみにポール・スミスのシャツを買いに行く話です。