ヒロの本棚

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【漫画】三浦建太郎『ベルセルク』~圧倒的な世界観と画力で紡ぎ出す最強のダークファンタジー~

1、作品の概要

 

三浦建太郎ヤングアニマルにて1989年より連載しているダークファンタジー漫画。

作者の三浦建太郎が2021年に急逝。

連載は中断されていたが、親友の漫画家・森恒二監修のもと、アシスタントの作画で、連載が再開することになった。

1997年にテレビアニメ化。

2012~13年に3部作でアニメ映画化。

2016~2017年に「断罪の塔編」がアニメ化された。

TVゲーム化も3度される。

現在41巻まで刊行され、ヤングアニマル2022年13号より連載が再会される。

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2、あらすじ

 

傭兵団に拾われて、幼少の頃から戦場で戦っていたガッツは、トラブルか育ての親を殺してしまい流浪の旅に出る。

やがて傭兵として頭角を現したガッツは、グリフィス率いる「鷹の団」に入団し、グリフィスの右腕として獅子奮迅の働きをみせるようになる。

しかし個人的な理由でガッツが「鷹の団」を抜けたことで、運命の歯車が狂い始め何もかもが運命の名のもとに蹂躙される。

ゴッドハンドとして転生したグリフィスに復讐を誓うガッツは、烙印の者として呪われた夜を歩き始める・・・。

 

 

 

3、この作品に対する思い入れ

 

僕が大学生の頃ぐらいにアニメ化されて一部でカルト的な人気が出ていた漫画で、僕も20代の頃に買って激ハマりしました。

いやー、ってかずっと好きな漫画っすね。

中世とかのヨーロッパとかを舞台にした世界観と、どこまでも絶望的でダークなストーリー、圧倒的な画力で描かれるビジュアルは本当に唯一無二。

だいぶエグいところもありますが、大好きですね。

作者の三浦建太郎氏が亡くなられましたが、アシスタントに遺志が引き継がれることに・・・。

三浦建太郎先生の想いを継いで、ぜひ物語の続きを、終焉を見せて欲しいです!!


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4、感想・書評(ネタバレあり)

 

いやー、『ベルセルク』ハマった僕らぐらいの年齢の人はたくさんいますよね!!

エンジョイ&エキサイティングですよね?

他の追随を許さない、世界の終わりとハードボイルド&ダークファンタジー

 

ストーリー展開はむしろ早いほうだと思いますが、まぁ物語が壮大すぎて41巻を過ぎても終わりが見えない(^_^;)

ってか、敵の存在が巨大すぎて、落としどころがどこになるのか・・・。

 

そんなベルセルクですが、究極の闇堕ち展開と、ガッツのダークヒーローぶりなんかが見どころですね!!

読んでクレメンス!!

 

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↑うっかり育ての親を殺害しちゃう☆


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↑グリフィスとの決闘シーン。弁慶と牛若丸みたいやなぁ。


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↑BL好きが喜びそうな・・・。ガッツとグリフィスの友情も序盤の重要なピースです。


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↑途中からバケモノがうじゃうじゃと出てきます。ゾッドは好きなキャラっすなぁ。


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↑蝕の始まり。。いや、もうキモイ。。


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↑ゴッドハンドたち。えっコイツらと戦うの?


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↑蝕を経て、贄にされたガッツ&キャスカ。夜になると魑魅魍魎が襲ってくるよ☆


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↑愛しい人を守る黒い剣士。だけど悲しいことに・・・。


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↑孤独だったガッツは仲間を得ます。ここからの展開も好きやなぁ。


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↑魔女っ娘シールケ☆魔法もアリアリなファンタジー


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↑髑髏の騎士から続く因縁de怨念の甲冑。やべぇ、エグい。


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↑41巻の最後のコマ。いや、これで終わりって。。。

 

 

 

5、終わりに

 

まぁ、そんなわけでベルセルク再開ですよ!!

熟考した末の決断ですし、稀代のダークファンタジー漫画がどう終結するのか、僕は最後まで見届けたいと思います。

監修が『ホーリーランド』『自殺島』『創世のタイガ』の森先生ですが、彼の漢気を信頼して続巻を楽しみに待ちたいですね!!


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