☆快勝のパラグアイ戦から4日後・・・、注目のブラジル戦!!☆
パラグアイに4-0で快勝した日本代表。
大量得点でスカッとジャパンな展開でしたが、W杯に出られないパラグアイとの親善試合なので、ちょっと差し引いて考えるべきかなとも思いました。
ホームの親善試合ばかり続くので、ちょっと大丈夫なのかな?
とも思いますが、このブラジル戦は6月シリーズの最大の試金石になると思います。
南米とヨーロッパの違いはありますし、ブラジルは韓国で試合した後に移動してのアウェーでの戦いですので、コンディション面では大きくデメリットがありますが、組織的でヨーロッパナイズされた戦いをみせる強豪ブラジルとの戦いは、W杯本戦のドイツ戦スペイン戦を想定した重要な一戦になるでしょう。
☆どこよりも早いブラジル戦マッチレビュー☆
霧雨が煙る新国立競技場に詰めかけた6万人以上のサポーター。
コロナ禍において最大の盛り上がりで、スタンドの雰囲気もいい感じでしたね。
日本はいつもの4-3-3で、守田が欠場の穴を原口が埋め、右サイドバックに長友が入り、トップには古橋。
古橋
南野 伊東
田中 原口
遠藤
中山 板倉 吉田 長友
権田
ブラジルはネイマールを中心に左にレアルマドリーのヴィニシウス。CBにマルキーニョス、GKにアリソンと各所にレベルの高いプレイヤーを揃えた穴のないチームでした。
ネイマールはトップ下なでしたかね?めっちゃ自由に動いてましたね。
パケタ
フレッジ カゼミーロ
アリソン
前半1分いきなりヴィニシウスの突破から、中央で受けたネイマールのヒールパス、抜け出したパケタのシュートと決定機。
いやいや、ネイをフリーにしすぎやろ!!
この時間帯、ブラジルは前からガッツリプレスをかけてますが、わりと中盤は間延びした印象。
そこそこ日本もパスを回していますが、なかなか攻めきれず。
ブラジルは徐々にラインを上げて、カゼミーロ、フレッジのボランチがこぼれ球を拾いまくります。
でもまだ攻めに転じた時は、日本もバイタルエリアでボールを受けたりできている印象。
日本の攻撃陣のスピードを警戒している感じがありました。
20分過ぎたあたりから徐々にブラジルはギアを上げて、波状攻撃を仕掛けます。
日本もよく守っていましたし、なんとか繋いで時おり伊東の右サイドから局面の打開を試みますが、最後は崩せず。
セカンドボールを拾われまくって、シュートの雨を浴びせられます。
ただ、サイドバックの長友と中山がヴィニシウスとラフィーニャをなんとか抑えて、決定機を許しません。
キーマンのネイマールは下がってボールを受けて、低い位置から組み立てて、戦線に走り込んでフィニッシュに絡もうとしますが、日本のDF陣がなんとか得点は許しません。
ネイマールは余裕があって、周りを使っている感じでしたが、やはり全盛期に比べるとキレと一瞬の閃きは見る影もなく衰えていましたね。
まぁ、それでもトップレベルで脅威的な存在なのですが(笑)
前半は0-0でなんとか終了。
シュート数は、日本1でブラジル10ぐらいでしたかね?
ボール支配ではそれほどの差は出ていませんが、攻撃の有効性、崩しの部分では大きな差がありました。
後半から鎌田IN原口OUT。
攻撃に変化をつける采配ですが、それなら南野を替えて早く三笘を出して欲しかったなぁ・・・。
後半はわりと膠着した展開から始まり、日本は守備面ではそこそこ頑張っていましたが、頼みの伊東の仕掛けも実を結ばず。
18分の南野のカットからタテスルーパスで古橋の抜け出しは面白かったですが、アリソンがめっちゃ前に出て、タテのパスはケアしていましたね。
PA外で華麗にカットして交わしてから正確なパス供給。
アリソン上手すぎる。。
あんな守備範囲の広いGKがいると、タテへの抜け出しは難しいですね。
そこからタテパスをネイが胸トラしてシュートはアツかったです。
ブラジルは両翼を交代。
いや、日本も動けや!!
南野左サイドは全く機能してないっすよ。。
28分にようやく南野OUT三笘インしましたが、32分にリシャルリソンとネイマールのパス交換からの中央突破に遠藤がPA内でファウル。
PKをネイマールに決められました。
GOAL!!
日本0-1ブラジル
日本は三苫にボールを集めて左サイドからの打開を試みますが、ミリトンにシャットアウトされました。
それでも、彼の仕掛けとPA内での細かいパス交換は可能性を感じさせるものでしたが・・・。
結局、試合はそのままタイムアップ。
0-1で日本はブラジルに敗北しました。
☆ゲストのヒロジオ越後さんがブラジル戦を総括!!☆
実況「それでは、ここからはお馴染みのヒロジオ越後さんにこの試合の・・・」
ヒロジオ「全然だめだね~」
実況「おおっと、食い気味にダメ出しきたぁ~~~~」
ヒロジオ「もうちょっと格上相手にやってやろうみたいな気持ちを出して欲しかったネ~。柱谷とか、ラモスみたいなネ~」
実況「いや、古すぎてよくわかりませんって(笑)監督もオフトに替えろとか言い出しそうですね・・・」
ヒロジオ「ブラジル相手に惜敗でボール支配率はほぼ互角だったけど、やっぱりシュート本数の5対22はどれだけ効果的に相手を崩せたのかがはっきりデータとして出ているよネ」
実況「まぁ、でもブラジル相手にPKの1点のみっていうのはすごくないですか?韓国は5点取られたのに。長友がヴィニシウスを抑えたのはすごいと思いましたが」
ヒロジオ「うん、長友は良かったヨ!!ガゼッタ・ヒロ・スポルトで評価6.5は固いね!!以前僕のブログで批判したけど、それ読んで発奮したんだろうネ。今日は日本のMOMじゃないかな?」
実況「僕は昨日飲みすぎて危うく脱糞しそうでしたが」
ヒロジオ「その情報いらないヨ!!君は存在がオフサイドだネ!!中山も手堅い守備を見せたし、両サイドバックの奮闘は今日の収穫ダネ~。都並も喜んでたヨ」
実況「やっぱり今日の試合観てて、日本のストロング・ポイントは伊東なんだなと思いましたね~。ほとんど彼が絡む場面以外でチャンスは作れてませんでしたね」
ヒロジオ「む、脱糞のくせに鋭いこと言うネ。そうなんだよ、今日は伊東のとこと、後半から出てきた三笘のところ以外でチャンスらしいチャンスが作れてなかったよネ~。それが今後の課題だし、セットプレーも含めてもっと強豪相手にも可能性を感じる攻撃をできるようにならなきゃネ~」
実況「僕の課題もちょっとレベルの高い女性にはうまくアプローチできないところにあるんで、財力や、センス、話術のレベルを上げて複合的に攻撃を仕掛けられるようになるのが課題です。日本代表と同じですね☆」
ヒロジオ「誰がお前の女性遍歴の話をしろって言ったの?このすっとこどっこい!!攻撃のバリエーションを増やすのは急務だし、早くトップの中央を誰にするのかも決めないとネ。ただ、富安が欠場しても板倉が危なげなくやれたのは収穫だし、原口も悪くなかった。あとは本番までにどの選手が調子を上げて、成長していくのか?本番までに楽しみにみていきたいね!!」
実況「ヒロジオさん、ありがとうございました!!僕もあと半年で格上の女性にジャイアントキリングを起こせるように頑張ります!!」