宇多田ヒカルのニューアルバム『BADモード』が2月23日にリリースされました!!
彼女の通算8枚目のアルバムで、デジタル版は1/19に先行配信されていて好評価を受けていました。
1、BADモード
2、君に夢中
3、One Last Kiss
4、PINK BLOOD
5、Time
6、気分じゃないの(Not In The Mood)
7、誰にも言わない
8、Find Love
9、Face My Fears(Japanese Version)
10、Somewhere Near Marseillesーマルセイユ辺りー
Bouns Tracks
11、Beautiful World(Da Capo Version)
12、キレイな人(Find Love)
13、Face My Fears(English Version)
14、Face My Fears(A.G.Cook Remix)
僕は特別今まで宇多田ヒカルが好きだったわけではないのですが、このアルバムは「One Last Kiss」「君に夢中」とかいい曲が入っていましたし、先行配信の「BADモード」もめちゃくちゃカッコ良かったのでCDで購入しました!!
いや、もうめっちゃいい作品ですね!!
音作りがすごくカッコイイし、どれも違った雰囲気があって飽きがきません。
プロデュース陣もA.G.cookに加えて、Floating Points(Sam Shepherd)が共同プロデューサーとして参加してるみたいですね。
うむ、だが知らん!!(煉獄さん風)
すごく洗練されたサウンドできっと海外の有名ななんちゃらプロデューサーなんでしょうね!!
Floating Pointsは調べてみましたが、クラシックやジャズをルーツに持つミュージシャン、DJみたいっすね。
うわ、なんか好きそうな感じ。
彼が共同プロデュースをした「BADモード」の生音感や、「Somewhere Near Marseillesーマルセイユ辺りー」のハウス感の正体がわかった気がします。
そんなわけで、大して詳しくもないなんちゃってミュージック・ラヴァーヒロやんが、頼まれもないのに宇多田ヒカル『BADモード』を全曲解説!!
頼まれてもないのに!!
1、BADモード
アルバムタイトル曲で、Floating Pointsが共同プロデュース。
オープニングトラックにふさわしく、ノリのいい明るい感じの曲。
生っぽいドラムと、途中から入ってくるホーンセクションがたまらなくグルーヴィーでテンションあがる一曲ですね。
2、君に夢中
ピアノの音色が美麗なバラード調のR&B。
歌詞がリズミカルでラップみたいだったり、韻を踏んだり踏まなかったり。
TBSドラマ「最愛」の主題歌。
途中からシンセ(?)のデレデレ音がめっちゃいい感じで好きっす。
3、One Last Kiss
うん、エヴァの主題歌(笑)
A.G.cookプロデュースで、この曲はすごい印象的でずっと好きだったし、音作りもとてもスタイリッシュでとにかくカッコイイっす!!
歌い出しの歌詞が「初めてのルーブルは何てことなかったわ」ってな感じなのも印象的ですね。
4、PINK BLOOD
シンプルで奥行があるトラックに宇多田の多彩なヴォーカルが映える一曲。
アニメ「不滅のあなたへ」の主題歌。
何となくヴォーカルの重ね方がビョークっぽい気が。
5、Time
正統派なR&Bな一曲。
低音が効いてます。
曲の展開もシンプルだけど、サビで盛り上がる感じが良い。
ドラマ「美食探偵 明智五郎」の主題歌。
6、気分じゃないの(Not In The Mood)
Floating Pointsが共同プロデュース。
生音感満載で、ジャズっぽさ全開。
40秒ぐらいの一瞬無音になるところが好きすぎ!!
一瞬CD飛んだかと思ったやろがいっ!!
スルメっぽい一曲で、聴いてるとどんどん好きになってしまう・・・。
決して、ハデな曲じゃないんだけど・・・。
2分20秒ぐらいの「私のポエム~」の宇多田の歌い方がなんかミュージカルのシーンみたいでどちゃくそ好きです♪
ラストの「Hey、how are you~」からの低音を効かした宇多田のヴォーカルも神秘的で好きですし、最後アンビエント、フュージョンジャズっぽく終わっていく音の感じも好きです。
ちょっとポーティスヘッドみたい。
曲の終わらせ方も、最高か!!
7、誰にも言わない
ちょっとトライバルな感じのすっちゃかポッチャかがいい感じですたい。
ホーンセクションも渋いっすねぇ。
シンプルで生音っぽい前半から、電子音が入り交じって複雑で奥行があるサウンドへの展開が最の高です。
サントリー天然水CMソング。
8、Find Love
前の曲から、四つ打ちビートで曲間の繋ぎがいい感じのこの曲。
クールな感じのヴォーカルと四つ打ちがなんだかマドンナっぽいっす。
9、Face My Fears(Japanese Version)
んー、ちょっと六本木とかでかかってそうなハデな展開をする曲ですね(笑)
もうハデハデだ!!(天元さん風)
序盤のピアノからサビのトランス、EDMチックな展開をする激アゲトラック。
ゲーム「キングダムハートⅢ」のオープニングテーマ。
10、Somewhere Near Marseillesーマルセイユ辺りー
宇多田ヒカル史上最長の12分のトラック。
またまた来ましたFloating Points!!
もうFloatingがPointsしまくってますよ!!
なんか飽きが来なくてクセになるトラックですねぇ。
ループする電子音、生音感満載のパーカッション。
トラックと世界観を共有して乗っかりながらも存在感がある宇多田ヒカルのヴォーカル。
ジョー・クラウゼルとかがさらに30分ぐらいに引き延ばしてアナログでリリースしたら5000円ぐらいしても僕は買って、一日中聴いてたいですね(笑)
なんかアルバムの最後にこういうダウナーでパーカッシヴな感じの曲を持ってくるって、ストーンローゼスのファーストの最後に「Fools Gold」が入ってたのを思い出します。
この曲を(ボーナストラックを除く)最後に持ってきたのはすごくアーティスティックな感じがするし、面白いなと思います。
いやー、どうでしたか?
頼まれてもないのに張り切って全曲レビューしちゃいました!!
このタイアップの多さからもこのアルバムの良さが伺えると思います。
奥行のあるサウンドの曲が多く、スピーカーで大きめの音で聴くことをオススメします!!
パソコンのYouTubeで聴いていた時とはまた違った感動があるかと思います。
レディオヘッド「KIDA」の「EVERYTHING IN IT’S RIGHT PLACE」みたいな。
宇多田ヒカルの今後の活躍を楽しみにしたいですね!!
機会があったらぜひ愛媛でもライブして欲しいです!!(いや、それはムリか・・・)