あれは、4~5歳くらいだったんじゃないでしょうか?
洋画で、飛び立つ飛行機に主人公が飛び乗って、悪と戦うみたいなシーンが思い出されます。
父親と一緒に行った、おそらく初めての映画館の記憶です。
僕が生まれ育った町には、現在はもう映画館はありません。
が、当時は4~5軒の映画館がありました。
松竹や東宝。
小学生になってからは、3本立てのアニメ映画が楽しみでしたね~。
町に1軒だけあったレンタルビデオ屋「OZ」に父親と行くのもとても楽しみでした。
ジャッキー・チェン「木人拳」「酔拳」や、「ネバー・エンディング・ストーリー」「グーニーズ」「グレムリン」「ゴースト・バスターズ」などのハリウッド映画。
ゴジラの映画も好きで、片っ端から観てました。
今考えると、父親が特に映画が好きだったわけではなかったはずなのですが、印象深い記憶です。
今と違って娯楽が限られていたこともあるのでしょうかね?
余談ですが、一緒に古本屋に行くのも好きでした。
古書の匂いは得も言われぬ芳しい香りです。
「ネバー・エンディング・ストーリー」は僕にとって特別な作品です。
胸を張って映画好きと言えるほどではない僕ですが(まぁ、それを言うと読書好き音楽好きもそれほどではないのだろうけれど)、映画が好きになったきっかけはあの作品にあったと思います。
主人公が終盤で言う「どうせ死ぬなら戦って死にたい!!」と言う言葉は、当時幼かった僕にはとても衝撃だったし、今でも窮地の時に思い出すことがあります。
結果はダメかもしれないけど、どうせ失敗するなら思い切り前向きに倒れてやろう。
不思議とそう思った時ほどうまくいったりもします。
アニメ映画では、ジブリの「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」とか、「AKIRA」も衝撃でした。
金曜ロードショーで夜更かしして映画を観て、水野晴郎にSay Goodbyeして。
幸福な時間でした。
今みたいに動画サイトなんかもなかったし、やっぱり映画が貴重な娯楽でしたね。
ここ3~4年は、今までで一番映画を観ているかもしれません。
コロナ禍で、インドア志向だったこともありますし、ツィッターや、ブログで懇意にさせて頂いている皆さんの影響も大きいと思います。
スカッとしたり、泣けたり、内省的だったり、色々なタイプの映画が好きだし、その時の気分によって観たいものの種類は変わりますが、僕にとって映画を観る時間はとても大事な時間です。
これからも水野晴郎もビックリなぐらい映画を楽しんでいきたいですね♪