3/9といえばぁ。
ひぃとーみぃーをーとじーればーあなーたがー。
レミオロメンの『3月9日』ですね♪
卒業ソング、結婚式ソングとしても有名です。
MVもいい感じですね。
堀北真希がかわええです。
レミオロメン - 3月9日(Music Video Short ver.)
ってな、わけで今日は卒業式について書いてみたいと思います!!
ただ、今年は新型コロナウィルスの影響で卒業式どころではないところが多いですね(^_^;)
ウチの長男も小学校を3/24に卒業する予定ですが・・・。
どうなるやらわかりません。
まぁ、そんなこんなで気が滅入りますが、また身を削って僕の卒業式にまつわる思い出を書いてみたいと思います。
あっ、タイトルでお気づきかもしれませんが、一部性的でグロテスクな表現があったりなかったりするかもしれませんので、ご注意ください!!
今日のブログは、R15です。
いや、大したことはないと思いますが(^_^;)
この画像見てて思い出したんですが、昔卒業するアコガレの先輩(男子)の第2ボタンをもらうみたいな風習ありませんでした?
あれ、なんで第2だったんだろう?
ボタンもらってどうするんだろう?
まさかの転売?
今話題の?
謎が深まりますね?
クエスチョン連発すぎですよね?
モテモテ男は、ボタン全部なくなって、「困ったぜぇ~」とか言いながらニヤニヤしてるみたいな・・・。
リア充爆発しろ!!!!!!!!!
ああ、もう夜の校舎窓ガラス壊して回ってこの支配から卒業したい15の夜です。
リスペクト尾崎豊!!
ああ、でも僕も・・・。
一度ぐらい卒業式で広瀬すず似のかわゆい後輩の女の子に告白されて・・・。
第2ボタンを奪われたりとかしちゃって・・・。
そんな青春があっても良かったじゃあないですか!!
何でなかったんですか!!
神様!!
こんちくしょう!!
だから、こんなヒネクレたオッサンになってしまったんだ!!
俺は悪くない!!社会が悪い!!
やたら!!が多いやんけ!!
んじゃ、ここで妄想劇場スタート!!
キーンコーンカーンコーン。
?「ヒロ先輩!!」
ヒロ「おい、どうしたの?そんなに急いで?」
?「えっ、だってヒロ先輩、卒業式が終わったらすぐに帰ろうとしちゃってるから」
ヒロ「俺は、馴れ合いとか、みんなの涙を見るのは苦手なのさ。これから盗んだバイクで走り出す行く先も分からぬまま、探すよセブンティーンズマップなんだぜ!!」
?「・・・そういう訳がわからないところが、大好きでした」
ヒロ「えっ、そ、そうだったんだ・・・。ごめん気づかなくて」
?「いいんです、先輩のそんな鈍感なところも好きだから・・・」
ヒロ「そんなに俺のことを好きだったなんて・・・。ありがとうウナギーヌ・ユーコ」
ウナギーヌ・ユーコ「嬉しい!!先輩の第2ボタンを下さい!!」
ヒロ「ユーコ・・・。おーよ、何なら学ランごとくれてやるぜ!!HAHAHAHAHAHAHA!!!!」
サーセン!!
ウナギーヌ・ユーコさん、もし気持ち悪かったら即刻削除しますのでコメント欄で連絡ださいませ(^_^;)
ウナギーヌ・ユーコさんは、ゴルフ、旅日記や日常のことを書かれているブロガーさんです!!
また、承諾なしに勝手にコラボ!!
もはや、テロレベルですね!!
しかも、呼び捨て申し訳ありません!!
happyunagi-yuko.hatenablog.com
そして、リアルな高校の卒業式というと・・・。
もう志望校の私立大の受験も終わって、浪人が決まっていた時期だったかな?
しょっぱい感じで卒業式を迎えました。
↓予備校入学記はこちら。
いや、僕もね期待してたんですよ。
もしかしたら、後輩の女子から密かに想われていて、校舎裏に呼び出されて、第2ボタンを・・・。
全然なかったわーーーーーーー!!
やることないから男2人でマック行ったわーーーーー!!
たぶん、マックシェイク初めて飲んだわーーーーー!!
こんちくしょーーーーーーー!!
って、今日のブログがわりとネガティブで自分でも笑えますw
どうしたん?
そして、帰宅した後に幼馴染のMから電話が・・・。
かねてから計画していたあの話だ。
僕は、大きめのバッグを肩からかけて玄関先でMを待った。
Mはバイクで僕の家の玄関まで乗り付け、僕に向かって無言でヘルメットを放り投げた。
僕は、バイクの助手席に乗り、Mのバイクは僕たち2人を乗せて漆黒の闇の中を走りだした。
3月の冷気と湿度が混じりあった空気を切り裂いて僕達は海へと向かう。
潮風の匂いがする。
Mは海辺にバイクを止めて僕達は2人でしばらく海を眺めた。
「俺たちが2人でこの海を眺めるのはこれで最後かもしれないな」
「ああ、そうだね」
Mがマルボロを吸うチリチリという音が聞こえ、紫煙が闇に紛れていく。
「だけど」
僕は言った。
「このまま、俺たちはこの街を出られない」
Mはぼんやりと僕を見て、タバコを咥えている。
「心に積もった思い出を消さないと先に進めない。何もかも燃やし尽くすんだ」
Mは僕を見てうなずき、そして・・。笑った。
「ああ、わかってるよ。俺たちは明日この街をでる。だけどこのままいなくなって、残していけないものを抱えている」
僕は、静かにうなずく。
「俺も、こいつらと別れるのは辛い。でも、きっと今決断しなきゃならないんだ」
僕は、Mの肩を抱き、2人で本の山にライターで火をつけた。
そのようにして、僕達はエロ本を海辺で焼き始めた。
いやー、このエロ本が数十冊あってなかなか焼けないこと(笑)
焼き芋何個できるんだよ!?
そんなイカ臭い焼き芋誰が食べたがるんだよ!?ってな感じで。
焚き火は、もはや業火といってよいぐらいの勢いの炎になっていました。
その時でした!!
「お前ら何しよるんぞ!!」
すごい剣幕で近隣のオッサンが怒鳴り込んできました。
ヤバイ。
めちゃくちゃヤバイ。
僕らが生まれた町というか村みたいなとこは人口1000いないところで、変な噂がたつとあっという間に出回る。
「Uさんところのヒロくんがね。なんかやらかしたらしいわよ!!」
「えっ、どうしたの?」
「なんでも、海辺で焚き火をしていたらしいのよ!!」
「焚き火ぐらい良いんじゃないの?火さえ消せば」
「それが、エロ本を山ほど焼いていたらしいのよ!!」
「まぁ、不潔!!とんだエロガキね!!」
みないなことになってしまうんですよ。
僕達は恐怖で凍りつきました。
おまけにMの父親は、消防団でした(笑)
「い、いや焚き火をしてたんですよぉぉぉぉ」
「そうそう。さ、寒いから?」
などと苦しい言い訳をしながら残りのエロ本を隠す俺たち。
バレたら身の破滅。
発つ鳥、跡を濁しまくりです。
「あっ、なんだ焚き火かぁ~」
しかし、怒鳴り込んできたおっさんは、意外なくらいアッサリ去っていきました。
さすが田舎!!
おおらか!!
僕達は残りのエロ本をもって海岸線を走り、草むらに向けてエロ本を投げました。
エロ本は風に煽られた海鳥のように、悠然と羽ばたきながら暗闇の中に消えていきました。
昭和の頃は、何故か茂みにはエロ本が落ちていたのです。
誰が、一体何のために?
それは、わかりません。
時々、何故かページが張り付いていたわけも僕には当然わかりません。何も。
僕達は、少年達に夢を与えたかった。
草むらの中からエロ本が出てきた時のビビットな感動。
リビドーの目覚めを。
それは、邂逅であり、可能性の萌芽であった。
1996年、僕たちの手元から投げられたエロ本は誰かに継承されたのだろうか?
それから僕達はお互いの卒業証書(だったと思う)を重ねて海岸で焼いた。
打ち寄せる波と漆黒の闇の中、青白い炎は揺らめいてはかなく消えていった。
まるで、僕たちの青春みたいに。
【完】
今週のお題「卒業」
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