1、作品の概要
2018年3月に日本で公開されたピクサーのアニメ映画。
キャッチコピーは「それは、時を超えて―家族をつなぐ、奇跡の歌」
メキシコを舞台にした「死者の日」の不思議な出来事を家族愛をテーマに語った作品。
また、音楽が重要なキーとなる作品であり、主題歌の「リメンバー・ミー」は劇中でも繰り返し歌われる。
2、あらすじ
ミュージシャンを目指すミゲルは、「音楽禁止」の家に生まれたが夢を捨てられずこっそりとギターの練習を続けていた。
ミゲルは死者の日の音楽のコンテストに出場しようとするが、祖母エレナに見つかりギターを壊されてしまう。
あきらめきれないミゲルは、『リメンバー・ミー』をヒットさせたミュージシャン・デラクルスの霊廟に忍び込み、彼のギターを拝借しようとするがギターを弾いた瞬間、彼の姿は生きている人間には見えなくなり、逆に死者が骸骨で見えるようになってしまう。
死者の日に死者の物を盗んだ生者は死者の国に飛ばされるという、言い伝えがあったのだ。
ミゲルは死者の国に生き、高祖母のイメルダに助けを請い、元に戻るためには先祖の許しが必要でイメルダはミゲルに許しを与えようとするが、交換条件に音楽をやめることを持ち出したため、ミゲルは逃げ出してしまう。
デラクルスを自分の先祖だと信じ、彼を探すミゲルだったが、そんな折にデラクルスの友人を名乗るヘクターに出会う。
ヘクターは、デラクルスに引き合わせる代わりにミゲルが生者の国に戻った時に自分の写真を飾るように交換条件を提示し、2人の死者の国での冒険が始まる。
何故、ミゲルの家では音楽は禁止されているのか?顔の部分が切り取られた高祖父はデラクルスなのか?
3、この作品に対する思い入れ
家族でDVDで観たのですが、めちゃくちゃ良い作品でした!!
ラストはマジで泣けてきてしまい、トイレに駆け込んで号泣しました。
子供らがいる前で泣くのは恥ずかしいので(^_^;)
お話としてもよくできていて、大人も子供も楽しめるし、最後は感動して良い作品です!!
4、感想(ネタバレなし)
軽い気持ちで子供達とDVDをレンタルしてきて観たのですが、すごく良い映画でした。
まずメキシコの「死者の日」の物語というところがエキゾチックで良かったですね(^O^)
「死者の日」は、日本のお盆と同じような感じで、ご先祖様がこの日だけ現世に帰ってくるという話みたいですね。
ただ、日本のお盆よりお祭りが盛大に行われていて、骸骨の飾りや、仮装の人があちこちに溢れているらしいです。
『リメンバー・ミー』を観て初めて知りましたが、メキシコ独特の文化ですね~。
めっちゃ、カラフル♪
そして、物語のキーに音楽があり、ミゲルの家は高祖父が原因で音楽が禁止になっていました。
なので、ギターも屋根裏でこっそり練習しています(^_^;)
結局、見つかってギターも壊されしまい、挙句の果てに死者の国に紛れ込むことになってしまいますが、結果的に家族の秘密、自分のルーツをさぐる旅になります。
音楽のシーン、コンサートのシーンなども多いですが、ラテン音楽っぽくて良い感じです♪
ヘクターは藤木直人が日本版の声優をやってます。
藤木直人&石橋陽彩がハモる! ウン・ポコ・ロコ/映画『リメンバー・ミー』本編歌唱シーン
そして、この物語の一番大事なテーマは「家族愛」だと思います。
ミゲルは死者の国を冒険し、真実にたどり着くことで先祖から続く、家族それぞれが想い合う温かな家族愛に気づきます。
そして、ミゲルの家が何故音楽禁止だったのかの謎も解け、わだかまりが溶けます。
肉体には限りがあり、いつかは必ず皆平等に死んでしまうのだけど、ずっと忘れずに想い続けることができれば心の中に生き続けることができる。
そんな物語でした。
5、終わりに
今回は、ネタバレなしで放送前にオススメする感じで書いてみました(^O^)
ピクサーといえば『トイ・ストーリー』『カーズ』が有名ですが、僕は『リメンバー・ミー』が一番好きです。
あっ、『SING』も捨てがたいっ!!
『リメンバー・ミー』は明日2/21に21時から、日本テレビの金曜ロードショーでノーカットで地上波初放送です♪
是非、ハンカチを用意してご鑑賞下さいませ☆
今週のお題「大切な人へ」
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